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「ふくおか南部教育を考える会」2015年度活動

 

(2014年度の活動はこちら)

■2015年度南部総会■

日 時:2016年4月24日(日) 13:30-16:30(受付開始/13:20より)

場 所:南市民センター2F 第一会議室

 

平田オリザさん「対話のレッスン」、森田汐生さん「アサーティブ講座」

コミュニケーションの重要さについて体験してきた2015年、子どもたちを取り巻く環境の激変が今後予想される中、集いを大切にしてきた会のあり方を尊重し、日常のことから語り合う必要を感じています。

 

 

大人の作文教室4回目【三宅・老司ブロック】

2016年3月12日(土)

三宅公民館 児童集会室

教育を考える会員7名参加

 

南部での作文教室、4回目は「エッセイ」。

「別れ」を題材にしたそれぞれの内容は、自身の卒業、子どもの自立、節目の決別とモノとの関わり、親との死別、環境の変化と様々。

指導の先生から「どうすれば、もっと”伝わる”のか」率直なアドバイスもいただけて、文章力が鍛えられます。

次年度もぜひ継続していきたい、楽しい教室です。

 

教育懇談会【三宅・老司ブロック】

2016年2月28日(日)

三宅公民館 地域団体室

教育を考える会員 8名参加

 

現役小学校教職員や、学童施設員も交えての交流会を行いました。

幼児~大学生まで、幅広い年代の子どもたちを取り巻く状況や、新年度からスタートする福岡市の新しい授業日数制度についてなどを話し合いました。

「学力向上」を謳いながら、綴り方などの「考える」授業はどんどん削られていくという、矛盾した現状に、子どもたちの健やかな学びが損なわれていくのではないかと強い不安も覚えます。

心配なこと、気になること、ひとりでは知る糸口もなかなかつかめませんが、しゃべり場を通じて情報交換ができます。もっと、たくさんの人に気軽に参加できる場にしていきたいです。

つくしんぼ学習会「LGBT」

2016年2月13日(土)

三宅公民館 児童集会室 大人5名 高校生1名参加

 

昨年も取り組んだ、性的マイノリティを知るための学習会です。

福岡県の中学校放送部が作成したLGBT取材DVDを観たあと、基本的な知識について説明してもらいました。

学ぶことで解るのは、セクシャリティは本当に多様で、グラデーションなのが当たり前なのに、それがセンシティブな領域であるゆえになかなか周知されないということ。

本質と、世間の見解の隔たりを痛感させられるし、自分もいかに無神経だったかという気づきがあります。

まずは気づくことから。そして、自分の言動や考えから変えていかねばと思います。

自分(=マジョリティ)と異なる存在(=マイノリティ)は攻撃対象、排除してもいいという思考の暴力性は本当におそろしいです。いじめや不登校の問題にも繋がりますね。

自分も、相手もそのままで受け容れる。それが当たり前になるよう動いていきたいです。

幻のテレビドラマ「ひとりっ子」上映会【三宅・老司ブロック】

2015年12月13日(日)

三宅公民館講堂

 

昭和37年に制作され、芸術祭参加予定だったにもかかわらず、突然スポンサー提供が中止になり、ついに放送されなかった作品です。

防衛大学に合格したものの、本当はエンジニアを目指し別の大学で勉強したい主人公。しかし父親は反対、父に従うよう叱責されます。年の離れた兄は特攻で戦死しており、母は「二度と子どもを戦争で死なせたくない」と、主人公を後押しするという葛藤の物語。

本当に40年以上昔のドラマ?というほどに、現代の学生が直面する問題と根幹がまったく同じ。経済的な理由から、自分の進みたい道を断念させられる若者たち、自らの威厳と世間体に固執する親(父)、何が何でも子どもを守りたいと強く決意しているも、虐げられ弱い立場の親(母)。

 

DVDを普及されている元TV局プロデューサーの方からの補足説明もあり、様々な問題提起とこれからの生き方、働きかけ、考えのありようについて考えさせられる内容となりました。

大人の作文教室3回目【三宅・老司ブロック】

2015年12月23日(水)

三宅公民館 地域団体室

教育を考える会員5名参加

 

南部での作文教室も3回目。「コラム」をテーマに、まずは新聞コラムの全文書き写しから。

その後、自分なりのテーマで自由につづりました。

ちょうどクリスマスシーズンだったため、年の瀬せまる日常の季節ネタが多い中、「夫婦別姓裁判」に触れたメンバーの文章にはみんな感心。

そうやって、相手がどんなことに関心を持ち、自分の考えを深めていくのかという片鱗が見えるのが面白いです。

「頭の中の考えをことばで表して伝える」。コミュニケーションにおいて、大人にも子どもにも大事なプロセスですよね。

支援を必要とする子の教育を考える会【南部】

2015年11月27日(金)

協議会事務所にて、南部第2回目のしゃべり場を行いました。

支援を必要とする子の教育を考える会【南部】

2015年11月4日(水)

中央区の協議会事務所にて、南部での立ち上げとなる第1回目の集いを行いました。

大人の作文教室2回目【三宅・老司ブロック】

2015年10月3日(土)

三宅公民館 児童集会室

教育を考える会員10名 会員外1名参加

 

作文教室、今回のテーマは「父を書く」

テーブルがぎゅうぎゅうになるくらいの盛況ぶりでした。

お父さんが亡くなっている方が多数で、書いたものを読み上げるときには感極まって涙する場面も何度か…。

それぞれの父との思い出の背景に、その人の生きてきた時代が見えるようです。

筆者は数少ない「まだ生きている」グループだったので、家族がそばにいる幸せをあらためて感じることができました。

感情や思い出の風景といった「心の中」を言語化することで、心が安定したり自分の考えに気づく。また、相手のバックグラウンドに触れるという久々の経験でした。

子どもたちにとっても、クラスの中でこういった時間を持つことはとても大切とのことです。

講演会アフターサークル会【三宅ブロック】

2015年9月27日(日)

玉川公民館 会員6名 教師会員1名参加

 

平田オリザ講演会を終えて、率直な感想を語り合いました。

・ワークショップは、予想と少し違っていた。即興の演劇を創るようなものかと思っていたが、レクリエーションと同一なんだと思った。

・子ども時代から本物に触れさせ、文化資本の基礎を身につけさせることが大事、というのがとても興味深かった。

・ひとりっこの親。群れの中で育てなければいけないと思っていた。異年齢を交えての教育がコミュニケーション能力を育てる土台になるのだと改めて感じた。

・たとえ知識は無くても、想像力をもって共感することはできるはず。今の日本は多様性を認めるまでのリテラシーが著しく欠如していると言わざるをえない。

・異文化間、異世代間に加え、ジェンダー間のコミュニケーション、対話についての話題があったが、セクシャルマイノリティに対する考慮はされていないのかな?と感じた。

・演劇的手法を取り入れることが有効なのは充分に感じたが、実際の教育現場は問題が山積みで、マンパワーも時間も不足している状態。スタンダードに落とし込む為にはどうすれば?

・まずは、家族や身近な相手と丁寧に対話していく。単語で話さない。きちんと伝える。

 

まだ感想が冷めないうちに集まれてよかった!と喜んでいただきました。

別のメンバーでもまた語り、深めていきたいです。

教育懇談会【春吉ブロック】

2015年9月12日(土)

玉川公民館 会員6名 教師会員2名参加

 

教育懇談会は親も教師もざっくばらんに話ができるのが魅力です。

学校では聞きにくいこと、日頃疑問に感じている話などを先生と親が話すことで、より良い解決策が見えて来たりします。

問題点を共有し、方向性を見つけて、とても意義のある教育懇談会でした。

教育懇談会【花柏ブロック】

2015年8月26日(水)

こばと保育園学童 21名参加 

 

今回は、5名もの柏原小学校の先生が参加くださいました。

保護者、学童指導員、保育士なども一緒に、わが子の様子や子どもを取り巻く状況を出し合いました。

冒頭から、平和と戦争についてのお話があり、子どもたちに生きる力を与える豊かな教育のあり方を考えさせられました。

夏休み終盤ということもあり、宿題や高学年の友達関係についての悩みも出ました。

日々頑張ってある先生がたのお話に共感し、いろいろ話しあえた貴重な時間となりました。

MOY 平和のうたごえコンサート

2015年8月9日(日)

日佐公民館 講堂 34名参加

 

今年で10回目を迎えるうたごえコンサート。

戦後70年の節目でもあり、広島、長崎、沖縄に所縁のある曲目を中心に14曲を、バイオリン・キーボード・ベースギター・フルートの生演奏で参加者みんなで歌いました。

休憩時間には、手作りのおいしいフルーツポンチもふるまわれ、戦争体験のある方のお話も伺いました。

平和の尊さをあらためて感じられ、また、合唱を通じてみなさんと交流できた楽しい時間でした。

つくしんぼワークショップ「ドラマスクール」*子ども向け2回目

2015年8月8日(土)

三宅公民館講堂

小学生5名 未就学児2名参加

 

前回、大人気だったガチャピンや、フルーツバスケットのアレンジゲーム、人間知恵の輪などで楽しく体を動かしました。

桃太郎のおはなしの続き「それからのおにがしま」の絵本を読み聞かせてもらい、みんなに人気の一場面をポージングで再現しました。

 

■みんなの感想■

・こんどもいっしょにあそびたいです。(5才)

・2回目に来れてよかったです。今日は、たのしい一日になって、いちばんのおもいでに、なりました。またあるなら、きたいです。(小2)

・前よりもっと楽しかったです。氷おにのバナナでおにになりました。ぜんいんバナナになってとてもおもしろかったです。(小3)

・これからもきたいです。知らない人と友だちになれたり、知らない遊びを知れてうれしかったです。(小3)

・楽しかったです。最初にやった鬼ごっこが一番楽しかったので、次もやってください。(小5)

親子で遊ぼう理科教室 まなビーンズ【春吉ブロック】

2015年8月1日(土)

玉川公民館 講堂

小学生7名 幼児4名参加 大人10名(スタッフ含む)

 

◇けん玉教室

轟さんの指導で、技を教えてもらい、できたら「けん玉カード」の級位表に合格サインをもらいました。連続して技が決まると楽しい!

 

◇工作教室

牛乳パックを切り抜き、3角形の型を組み合わせて作るブーメランと、紙コップ糸電話を作りました。ブーメラン、小さいけどけっこうよく飛びます。

 

大人は交流しゃべり場をしました。日常の子育ての悩みなどをお互いに語り合いました。

大人のさんすう教室【三宅ブロック】

2015年7月31日(金)

三宅公民館 地域団体室

大人4名参加

 

小学校低学年の子どもをもつ親向けの教室。

数のしくみをタイルやブロックで視覚的・感覚的に身につけていく「水道方式」の基本を学びました。

つまづきやすい「繰り上がり」「繰り下がり」を分かりやすく子どもに教えられるヒントや気づきがたくさんあり、さっそく家庭学習に取り入れたくなりました。

講師の先生が「さんすうを理解できた時の子どもは、劇的に変化する。不思議で魅力的な教科」と、わかった!の喜びを語ってくれました。

つくしんぼ monさんミニトーク&コンサート

2015年7月26日(日)

三宅公民館 講堂

47名参加

 

「うまれてきてくれてありがとう」

心配していた台風の影響もほとんどなく朝からよいお天気になりました。

 

準備の時から、「嬉しい」「ありがとう」というプラスの言葉をたくさん使っているのが印象に残ったmonさん。

やさしく可愛らしい声と方言トーク、透明感があり空気を一変してしまうような不思議な力を持った歌声に、皆さん聴き入っていました。

 

家族のことを話してくれた時には、ご自身の思い出と重ね合わせ、涙ぐむ方も多数…

「みんなみんな、宝物」

普段はなかなか言えない、家族や大切な人への想い。幸せは、気づくもの。

あたたかく受け容れてくれる存在があれば、人は変わっていける。

日々の生活で忘れがちな素直な気持ちを思い出させてくれる、素敵な時間でした。ラストにはちょっぴりハプニングもあったり(^^)

あたたかさに包まれた楽しい空間になりました。ご来場の皆さん、monさん本当にありがとうございました!

 

■感想■

・心あたたまるステキなコンサート、涙が止まりませんでした。いっぱいいろんなこと考えました。

・美しい歌声、体中に染み込み 幸せな時間をありがとうございました。少しショッキングな話もすてきな歌で浄化されました!

・七つの子のアカペラもすごくよかったです。言葉のひとつひとつが心に響いてきました。小学校時代の担任の先生の話、気になっている子にも伝えてあげたいと思いました。

・自分の子育てを思い出してなつかしい気分になりました。

私も愛された人生を送ってこれているんだなぁ…と感謝の気持ちになれました。

・楽しみにしてました。優しさを、愛をいっぱい、とてもうれしい時間でした。次は子どもたちに聴かせたい!です。

大人の作文教室【三宅・老司ブロック】

2015年7月11日(土)

三宅公民館 児童集会室

教育を考える会員5名 会員外1名参加

 

作文の会講師の先生と楽しくおしゃべりしながら、書くことの手法や基本を学びました。

支援学級の子どもたちの作文はとても魅力的…

お話の後「作文スケッチ」で、場面や物を観察し、何を言葉にするか考え、文章にしていきます。

内容は人それぞれにまったく違っていて、この当たり前の感性の違いがあることこそ、子どもたちに伝えていきたいと感じました。

そして、不思議と自分でも何か書きたくなるのです…!

盛り上がり、続きもぜひ、とその場で2回目の開催が決定しました。

つくしんぼワークショップ「ドラマスクール」*子ども向け1回目

2015年7月5日(日)

三宅公民館講堂

小学生6名 未就学児2名参加

 

「ガチャピン」という新ゲームが登場!これは大人も一緒に遊びました。

追いかけられる対象がどんどん交代していくルールで、落ち着いて座っていられないスリルがあります。みんな大騒ぎで楽しく身体を動かしていました。最後はみんなで「大きなかぶ」ポージング!

■みんなの感想■

・ナイフフォークが楽しかったです。今日初めてだったのでドキドキしました。鬼ごっこを3しゅるいくらいしました。いっぱい遊んで楽しかったです。(小3)

・初めてワークショップに参加して、とくにガチャピンをやったのがたのしかったです。またやりたいです。(小3)

・最初ははずかしかったけど、あとからは楽しくて、おにごっこは、たくさん走ってつかれて楽しかったです。みんなと、いっしょにやるのはよかった。大人(と普段)は、いっしょに遊びとかをやったことはあまりなかったので、やったことのない遊びができてうれしかったです。(小2)

・きょう一日いろんな人とふれあえてたのしかったです。おもいでになりました。(小4)

・初めて参加したけどとても楽しかったです。一番楽しかったのは、氷おにです。全員氷にすることができたのでよかったです。また参加したいなと思いました。(小6)

つくしんぼワークショップ「ドラマスクール」

2015年5月30日(土)

三宅公民館講堂

つくしんぼ会員2名 オブザーバー2名 教育会員1名参加

 

鬼ごっこや、人間知恵の輪、電波送りゲームなどの遊びから始まり、講師のカナコさんのキーワードに対して自分なりにイメージを表現したり、二人1組で色々な役柄を演じたりしました。

身体を使って、思いっきり表現するのは大人でも楽しい!

大人向けということで指導してもらいましたが、飛び入り参加した小2の息子も一緒に楽しんでいました。

次回は子供向けに内容をブラッシュアップして行う予定です。

ぜひ皆さんの参加お待ちしています!

「塀の中の中学校」DVD鑑賞会【三宅ブロック】

2015年5月2日(土)

会員自宅4名参加

 

平成22年度文化庁芸術祭参加のドラマ作品です。

番組の公式サイトはこちら

 

テレビ放送当時に、渡辺謙さんの演技が素晴らしくて心揺さぶられた会員が、「学び」の意義を問いかける内容を皆にも知ってほしいと呼びかけて一緒に鑑賞しました。

 

日本で唯一の“刑務所内にある公立中学校”「松本市立旭町中学校桐分校」を舞台に、様々な年代の受刑者が同じ教室で1年かけて義務教育課程を受講する。

家族が早く亡くなり家計のために幼い頃から働いて学校に通えなかった男、介護生活に追い詰められて妻を手にかけた老人、自分の夢を親に受け入れてもらえなかった少年…犯罪行為の背後に弱者の苦しい現状があります。

鑑賞後の感想では、犯罪をおかす、巻き込まれる弱者に対するセーフティネットについての意見や情報が多く出ました。

 

会員が一番心打たれたのが「字が読めなかった男が、勉強することで宮沢賢治の本を読んで世界を拡げていく」というくだりです(渡辺謙さんの演技とてもいい…!)。

学ぶとは、自分の世界がどんどん大きく広がっていくもの、知らないことを知る、理解するということは素晴らしいということがもっと色々な年代の人に伝わればいいと考えました。

「学びたい」という意欲をつぶすことがあってはいけない。教育格差などの問題も改善されなければならないと強く感じます。

 

当日参加できなかった他の会員さんにもDVD貸し出して観てもらっています。

皆さんの感想もぜひお待ちしています。

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