公開ワークショップ第5回(通し稽古・指導)
2017年平田オリザさんと演劇をつくる
オリザさんの厳しくも的確なアドバイスから一週間。
それぞれのチームが、台本や、プロットまでもさかのぼって修正・校正を行っての2回目の通し稽古です。
これから約1ヶ月は、自主練習となります。
オリザさんに直接指導してもらえるのは本番前は今日が最後ということで、質問も熱が入りました。
見学者の方には、作品はどのように映ったのでしょうか?
個別指導のあとには、テストシナリオを使ってのワークショップ。
同時進行で会話が進み、台詞の相手がころころ変わるという独特の台本に、受講者はパニック・・・
そこに、意識を分散させる刺激が加わることで、芝居が変化し面白くなっていく様子を実際に体験しました。
・名作となる演劇は、社会的(パブリック)なテーマと、個人的(パーソナル)なテーマが融合している。
逆サイドの背景が描かれているかが大切。
・「社会的な構造の中で、おかしなことがおこる落差」=演劇的な笑いと、コント的な瞬発力のある笑いを、芝居の中で使い分けていかなければいけない。
オリザさんの、わかりやすく、大きく頷ける内容の講義。
高校演劇の末端世界に身をおいていた、○○年前の自分に伝えたい・・・(^^)
この話を聞いてからお芝居を作れる若者たちが本当にうらやましい!演劇作り楽しいですね!